[駐禁]ベルリンの駐車場事情と駐車禁止レッカー移動
私の知人がドイツのベルリンに住んでいるんです。
その知人のベルリン駐禁体験談です。
ベルリン市内中心部では、自動車はたいてい路上駐車です。
一応駐車場もあるのですが、それは一部の人向けだったりして、
いつも路肩には車が溢れています。
こちらで自動車を買うとき、車庫証明は必要ありません。
道路には駐車して良いスペースが用意されているのですが、
「誰でも駐車して良い」場所と、「近所の住民専用」の場所があります。
道路標識の傍らに番号が表示されていたりしたら、「近所の住民専用」です。
住民は役所に行って申請すると、対応する番号の駐車許可証がもらえます。
ちなみに私は19番エリアで、
駐車料金は2年間で30ユーロくらいです。安いでしょう!!
自動車のフロントガラスに番号の入った許可証を表示しておきます。
私は通勤に自動車を使うことはなく、
いわゆるサンデードライバー(ドイツ語でSonntagsfahrer)です。
で、いつもは19番エリアに路駐しています。
ところが、この駐車可能エリアが限定的に
駐車禁止エリアになってしまうことがあります。
引っ越しなどで大きな車を必ずその場所に停めたいとき、
前もって警察に申告すると2,3日限定の
一般車駐車禁止区域にしてもらえます。
数日前からその場所に立て札が出されて告知されるのですが、
それに気づかないとアウトになります。
ある日私は、数週間自動車に乗らなかったあと見に行ったら、
自動車がない!!!
確かここに停めたよな、、、、と思いつつ、
30分ほど周囲をうろうろしてしまいました。
もしかして、盗まれた??
とりあえずどうしていいか分からず、ドイツ人の友人に電話しました。
やあ、げんき?
どうしたの?
あのさ、、、車が消えたんだけど、、、、、、
あっはっは!!まさか。
いや、ほんとうに、、、、
盗まれたのかなあ??
うーん、じゃ、警察に連絡してみるといいよ。
何らかの理由で撤去されたのなら記録が残っているし、
そうでなければ盗まれたんだなぁ、たぶん、、、、、
じゃ、警察に聞いてみる、、、
というわけで、警察に連絡しました。
あの、、、車が無くなったのですが、、、、、、
取られたのか撤去されたのか知りたくて、、、、、
分かりました、しばらくお待ちください、、、、、
あなたの車は駐車違反でレッカー移動されました。
車は・・・・に置いてあるので、自分で取りに来てください。
あと何日か後に駐車違反に関する手紙が届きますから、よく読んでください。
何が何だか分からず、とりあえず車は無事手元に戻って来ました。
で、警察署長から手紙が届きました。
文章を読むと、やはりその場所が一時的な「駐車禁止」になっていて、
私がそれを無視ったことになってました。
ひどい!!
これじゃ、自分の駐車場所を毎日確認しなきゃダメじゃん、、、、、、
日本とは違う文化を体験しました。
で、さらに後日罰金に関する手紙が送られてきました。
約122ユーロ、お支払いさせていただきました。
日本より、格安だね。
点数減点は、ドイツでは危険運転以外ではありません。
日本でも、そうして欲しい、、、、、
というわけで、ベルリンでの自動車ライフでした、、、、、
いかがでしたか?
ベルリンで車をご利用の際は
是非、参考にしてくださいませ。
海外の駐禁事情を知るたびにこう思います。
「どこも同じやなあ!」(なぜか関西弁)
車社会につきものなんですね。「駐禁」は!
| 駐禁ルール(ドイツ) | 06:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑