
マンションに限らず、
敷地内の迷惑駐車でお困りの方が
多いことはあまり知られて
いないかもしれませんね。
警察も駐車監視員も
敷地内だと対応できないんです。
民事不介入ですから。
松木和哉としても守備範囲外では
ありますが、
リクエストが非常に多いテーマなので
今回「あえて」取り上げてみました。
居住者間マナーをめぐるトラブルの半数を占 める駐車違反の自衛策をご紹介します。
管理組合として地道な努力を続けることが大切です。
・敷地内や駐車場を定期的に巡回し、違法駐 車をチェックします。
・規制看板や注意看板を要所要所に設置しま す。
・駐車場内やその周辺を街灯等で明るくしま す。
・来客には、連絡先、駐車時間を記入できる 駐車許可書を発行し、違反車両と区別します 。
・違反車両のワイパーに警告票をはさんで注 意を促し、ナンバーを控えておきます。(警 告票ののり付けは、器物破損罪になる恐れが あります。)最初の警告票は、ソフトに注意 を促し、二度目からは、強い調子のもの2種類 を用意し使い分けると良いでしょう。
・違犯駐車を繰り返す悪質者に対しては、氏 名公表も効果があります。ただし、氏名公表 は、事前に管理組合員の合意を取り、慎重に 行う必要があります。また外部のものであれ ば、警察に依頼して摘発をしてもらいます。
以上の紹介例につきましては、各マンション の立地条件や形態が違いますのでそれぞれの 管理組合に合う方法を採用してください。